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OfferBoxの運用|人手が足りない会社のやり方

学生は会社を知らないのではなく、そもそも選択肢として認識していない。認識されていない状態から始める以上、こちらから名指しで声をかける手段が要る。

増やすより、絞る

月に数時間しか割けないなら、やることを増やすほど全体の成果は落ちる。先に決めるべきは、やらないことのほうである。

登録して終わりでは結果が出ない。検索条件の設計、送信、返信対応までを毎週回す仕組みにできるかが分かれ目。

時間を先に固定する

空いた時間にやろうとすると、採用は必ず後回しになる。週のどこかに枠を固定して、そこだけは動かさない運用にしたほうが続く。

規模は時間に合わせる。順番を逆にして、やりたい量に時間を寄せようとすると必ず無理が出る。

ここで書いていることは、採用人数が年に1〜2名の会社と、10名以上採る会社とでは重みが変わる。自社の規模に合わせて、どこまでやるかを決めていただきたい。

属人性を減らす

一人で回していると、その人が動けなくなった時点で全部止まる。手順を書き出して、誰がやっても同じ水準になる状態にしておきたい。

検索条件を保存して使い回せる形にしているかどうかという部分だけでも手順にしておくと、繁忙期に止まりにくくなる。

判断だけ残して手は外に出す

抱え込まずに分けたい。採否は社内で決め、作業は外に出す。この形なら一人でも運用は止まらない。

当社が提供しているOfferBox運用代行は、ターゲットの設計から文面作成、送信、日程調整までを代行する。完全成果報酬型なので、入社の承諾に至るまで費用は発生しない。

OfferBoxの運用を自社の言葉にする

登録して終わりでは結果が出ない。検索条件の設計、送信、返信対応までを毎週回す仕組みにできるかが分かれ目。

自社の話に落とすときは、検索条件を保存して使い回せる形にしている、週あたりの送信本数を決めている、この二つから確認するのが早い。ここが曖昧なままだと、どの手法を選んでも判断の基準が作れない。

あわせて、送信と振り返りを同じ曜日に固定しているも見ておきたい。ここは後回しにされやすいが、翌年に同じ議論を繰り返すかどうかの分かれ目になる。

よくある誤解

「一度やってみて成果が出なかったからもうやらない」という判断は早いことが多い。止まった理由が工数なのか、対象設定なのか、文面なのかを切り分けないと、次に何を変えればよいか分からない。

「テンプレートを作れば効率が上がる」というのは半分正しい。骨格を固定して個別化に時間を使うなら効率は上がるが、全文を使い回すと返信が消える。

「新卒のスカウトは大手がやるもの」という思い込みもある。むしろ知名度で劣る会社ほど、こちらから名指しで声をかける手段の価値は大きい。

自社に当てはめて考える

ここまでの内容を自社に当てはめるとき、確認しておきたいのは次の点である。答えられない項目が、そのまま次に手をつける場所になる。

  • 検索条件を保存して使い回せる形にしているかどうか
  • 週あたりの送信本数を決めているかどうか
  • 送信と振り返りを同じ曜日に固定しているかどうか
  • 文面の変更履歴を残しているかどうか

埋まっていない項目が多いときほど、全部を一度に片づけたくなる。しかし同時に動かすと、どれが効いたのか分からなくなる。一つずつ変えたい。

よくある質問

Q. 運用が続きません。

止まる原因はほぼ例外なく工数です。文面の質でもサービスの良し悪しでもありません。週に確保できる時間を先に決めて、その時間で回る本数に運用を合わせるほうが続きます。

Q. 代行に任せると社内にノウハウが残らないのでは。

判断を自社に残していれば残ります。誰を採るか、どの条件で絞るか、何を伝えるかを自社で決めて、手を動かす部分だけを任せる形なら、運用の勘所は社内に蓄積されます。

Q. 他の媒体と併用してもいいですか。

併用すること自体は問題ありませんが、工数の合計を見積もっておきたいところです。増やすなら、何かをやめる判断をセットにしないと、どれも中途半端になります。

あわせて読みたい

  • スカウト文面|文面は長さではなく、なぜあなたなのかが最初の3行に書いてあるかで読まれるかどうかが決まる。
  • OfferBox運用代行|運用代行は工数を外に出すことが目的ではなく、毎週まわし続ける状態を作ることが目的。
  • スカウト運用のKPI|送信数だけを追うと文面の質が落ちる。
  • 女性の採用・定着|制度の有無より、実際に働き続けている先輩がいるかどうかが見られている。
  • 外国人材の採用|在留資格と職務内容の対応を先に確認しないと、内定後に進められなくなる。
  • 地元志向の学生|地元志向は待遇の妥協と同義ではない。

この記事のまとめ

うまくいっている会社が特別なことをしているとは限らない。当たり前のことを、学生から見て分かる形で言語化できているかどうかの差であることが多い。

人事体制OfferBoxの運用ダイレクトリクルーティング・OfferBox

この記事は、株式会社エージェントベストが新卒採用の支援で得た知見をもとに構成した実務向けの解説です。特定の企業の事例や、年によって変動する統計値は扱っていません。制度・市況・各サービスの仕様は変わりますので、実際の判断にあたっては一次情報をご確認ください。
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